つかのま。

読書と日々考えたこと

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鹿島みづき『パスファインダー作成法』

パスファインダー作成法:主題アクセスツールの理念と応用作者:鹿島 みづき樹村房Amazonタイトル通りパスファインダーの作成方法について実践的にまとめている本。 例が豊富でパスファインダー作成の手順を具体的にイメージできた。 近大司書課程のメディア授…

聖書を買った

人生ではじめて自分で聖書を買った。聖書 聖書協会共同訳 旧約聖書続編付き 引照・注付き 中型 SIO43DC作者:日本聖書協会日本聖書協会Amazon買ったのはこの版。 恥ずかしながら新共同訳より新しい訳が出ていたことをはじめて知った。パラパラと読み比べて見…

「受取拒否」と沖縄

インボイス制度反対のオンライン署名が受け取り拒否されたらしい。これを書いている時点ではまだニュースとしては見つからなかったので詳細は把握しきれていない。なので、ここではあまりその辺には触れない。今日ここで書いておきたいなと思ったのは「50万…

一週間目の「わたしがブログを書く理由」:私の輪郭を見つけるために

このブログを開設してちょうど一週間になる。まだまだ模索中のブログだけれど、よい機会なので、特別お題に乗じて現時点での「わたしがブログを書く理由」を言語化しておきたいと思う。 私にとって書くという行為は「思考や感情を捕まえる」ことに近い。ふわ…

立山良司(編著)『イスラエルを知るための62章【第2版】(エリア・スタディーズ)』

イスラエルを知るための62章【第2版】 (エリア・スタディーズ)作者:良司, 立山明石書店Amazonエリア・スタディーズシリーズは前から気にはなっていたものの、読むのは初めて。入門書として、文化や歴史に留まらず、政治や外交、経済など幅広いトピックを平易…

Twitterからの移行先としてのブログ

10年以上Twitterをやってきたけれど、イーロン・マスクによる買収以来、ずっと移行先を探している。このブログをはじめたのもその一環である。 これまでも別の場所を探したことはあった。何度か個人サイトを作ってはネットの海に漂流させてきた。ブログを作…

ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』

はてしない物語 上 (岩波少年文庫 501)作者:ミヒャエル・エンデ岩波書店Amazonはてしない物語 下 (岩波少年文庫 502)作者:ミヒャエル・エンデ岩波書店Amazon今回読んだのは岩波少年文庫のKindle版。上巻は5月頃に読み終わっていた。エンデが好きで、『はてし…

アゼルバイジャンと世界の解像度

アゼルバイジャンとアルメニアの戦争が始まったと、Twitterで知った。 news.yahoo.co.jpその戦闘にはイスラエル製の兵器が使われているらしい。今日はドレフュス事件でドレフュスが特赦により解放された日だとWikipediaの「今日は何の日」で知った直後だった…

スティーブン・クラッシェン『読書はパワー』

読書はパワー作者:スティーブン クラッシェン金の星社Amazon近畿大学通信教育学部司書課程の『児童サービス論』テキストで紹介されていた本。「クラッシェン」の名前に見覚えがあるな、と思っていたら、第二言語習得論のあのクラッシェンそのひとだった。大…

若松英輔『本を読めなくなった人のための読書論』/出口治朗『本の「使い方」』

本を読めなくなった人のための読書論作者:若松 英輔亜紀書房Amazon本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 (角川oneテーマ21)作者:出口 治明KADOKAWA/角川書店Amazonいつからか、「趣味は読書です」と言えなくなった。 「本が好きだ」という感情は変わってい…