つかのま。

読書と日々考えたこと

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ラルフ・イーザウ『ネシャン・サーガ(9)裁き司 最後の戦い』(コンパクト版)

ネシャン・サーガ〈9〉裁き司 最後の戦い作者:ラルフ イーザウあすなろ書房Amazon1巻を読み終えたのが10月頭だから、約2ヶ月かけて読み終えた形になる。年末までかかるペースかと思いきや最後の方は一気読みしてしまった。 改めて、聖書が深く絡んでいる本だ…

大串夏身『レファレンスと図書館:ある図書館司書の日記』

レファレンスと図書館 ある図書館司書の日記作者:大串 夏身皓星社Amazon以前、小林昌樹『調べる技術』を読んだ際に紹介されていて気になっていた。図書館にあるのを見つけたので貸出。1988年の東京都立中央図書館での一般参考係のレファレンス日記。昭和の終…

沖縄県立博物館と文化講座「沖縄の美ら星~豊かな星文化にふれる~」

今日はほとんど一日中県立博物館にいた。 お目当ては博物館文化講座「沖縄の美ら星~豊かな星文化にふれる~」。 okimu.jp 先日行ったプラネタリウムでチラシを見かけて気になっていたのと、知人にも紹介されたので。講座自体は午後の2時間ほどだけど、県立…

ミヒャエル・エンデのこと

今日はミヒャエル・エンデのお誕生日。それにかこつけて「エンデと私」みたいなことを少し書いておこうと思う。 好きな作家をひとりだけあげよと言われたら、私はたいていミヒャエル・エンデと答えることにしている。もちろん他にも好きな作家は山程いるけど…

眼鏡を新調した

外出用の眼鏡を新調した。多分8年ほど同じ度数・フレームのまま使っていたから新鮮な感じ。昔は度数の合わなくなった眼鏡を「手元用」として使っていたけれど、ここ数年はわざと度を落とした眼鏡を新品で買って手元用にしている。最近は眼鏡が大分安く気軽に…

トーマス・C・フォスター『大学教授のように小説を読む方法(増補新版)』

大学教授のように小説を読む方法[増補新版]作者:トーマス・C・フォスター白水社Amazon本はそこそこ読んでいたが、ブログは少し間が空いてしまった。若干遡るけどこの本は良かったので備忘録的に書いておきたい。英米文学教授の著者が、わかりやすい語り口で…