つかのま。

読書と日々考えたこと

【英語多読】Oxford Reading Club(ORC) でOxford Reading Tree(ORT)を読んだ

2月の1ヶ月間、Oxford Reading Clubに課金してORTを読んでいたので、その所感など。

英語多読界隈では(多分)みんなご存知、ORT。イギリスのネイティブの子どもたち向けのリーディング教材シリーズ。

SEGのサイトなどでもここから始めるのを推奨されていて気になっていたが、自分で買うには少々お値段が張りすぎる。いつも使っている図書館には蔵書があったけれども禁帯出だし、1冊1冊がごく短いので借りれたとしても頻繁に入れ替えなきゃで面倒だしなぁ、というのがネックだった。

そんな私にはORCはぴったりだった。

Oxford Reading Club | Oxford University Press

ORCは、ORTをはじめとしたオックスフォード出版局のリーディング教材が読み放題になるサブスクサービス。

1ヶ月ライセンスなら990円。キッパーたちのシリーズのORTだけで300冊近く読めるのに、安い…!!

しかも紙だと別売りの音声シールやら音声ペンやらがないとリスニングはできないけど、ORCならアプリ上でリスニングもできて990円。お得すぎ。

「1ヶ月間だけ課金してORTを読破する」を目標にスタート。

毎日コツコツ通勤のバスで読み、2回行った旅行の飛行機で読み…。

無事に読み終えられました。1ヶ月でいける。

流石に時間はなかったので結局リスニングは使わず、リーディングセクションだけをザクザク読み進めた。きちんと全カリキュラムやったら確かにいい勉強になりそう。

スマホだと見開きで見れなかったりしてよみにくいので、タブレットなんかが最適かも。

ORT以外ではOBWのレベル2くらいを読んでいた時期だったから、今更ORTレベルを読んでも…とも思ったものの、GRよりも自然な印象の英語で読みやすかったし、単純に絵本としてもクスリとできる感じで面白かった。MTHより好きかも。

後半のレベルは読み応えもそれなりにありつつ、ページ数はすくないのでサクサクと読めるのもいい。気がついたら300冊弱、累計語数もORTだけで10万語を数えていた。これだけ読めたんだ!という自信につながる。多読の最初期おすすめ本とされている意味がよく分かる。

ORCで読むORT、かなりおすすめしたい。