つかのま。

読書と日々考えたこと

【香川徳島旅行:3泊4日】〜1日目、2日目:うどん、屋島、うどん、そして阿波踊り〜

旅行1日目。
飛行機は午後発なので、出発日だというのにのんびり荷造りができる。お昼ご飯まで家で食べて、同行の母と合流して空港へ。

機材到着遅れで結構遅延し、1日目に予定を入れなかったことに安堵しながら高松空港へ。ちなみに今回の飛行機のお供本は平家物語屋島にたどり着くまでに屋島合戦のあたりを読み終えるのが目標。うっかり巻十の頭あたりから読み始めているが、果たして間に合うのか??なお案の定いつも通り飛行機では爆睡していた。

高松空港からはリムジンバスで高松駅前へ。飛行機の運行状況にあわせて接続運行してくれるバスで、焦らず安心して乗れたのが良かった。所要時間は50分くらい。車窓からは至る所にうどん屋の看板が見え、想像以上だな…と思っていた。

高松駅に到着!

高松市内、とても都会。
駅前の様子を見て、これなら翌朝のタクシーも乗り場からすぐに乗れるなと安堵する。

いったんホテルにチェックインして荷物を置いて、さっそくうどんを食べに行くことに。

駅周辺、夜営業している、セルフではない(適応できる自信がないので…)の条件で目をつけていたのが、「本格手打ちもり家 高松シンボルタワー店」。口コミ評価も結構良さげ。

口コミに「並ぶ」とは書いてあったけど夜だしそんなになんじゃない?と甘く見ていたら、そこにはすでに数組の列が。普段はなかなか立って並んで飲食店に入らないが、旅行だし、ほかを探すのも面倒だしね、と(多分)30分くらい並んで入店。

ちょっと豪勢に親子天ぷらセットを。母は名物らしいかき揚げうどんのミニサイズ。うどんも美味しかったが、半熟たまご天ととり天がめちゃくちゃ美味しかった。

一日目はそのまま、道中のコンビニで翌日の朝食だけ買ってホテルへ。寝るまでに平家物語を読み進めようとするが維盛の入水くらいまでしかたどり着かなった。読み終わるの無理では?ちょうどテレビで高野山の話をしていて見入ってしまった。はぁ…維盛……と思いながら寝る。



二日目。
いつもの習慣で6時には起床。

屋島山上の施設の多くは9時からしか開かない。しかし駐車場はもっと早くから入れるから、早く行けば先にぐるっと散策するくらいはできる。

早く出られるならできるだけ早く出発しようと母をせかしつつ、平家物語を片手間に読み進める。微妙に飛ばしてサクサク読んでいく。逆櫓のあたりでそういえば去年、大阪の福島行ったんだもんねぇと思い出したり。「物語の中の場所」だったものが現実の土地とリンクして、あぁこの世界の話なんだ、と理解していく感覚。

8時前には準備が整い、ギリギリ屋島の戦いのあたりも読み終わった。間に合った!(間に合わせた)

高松駅のタクシー乗り場からタクシーを捕まえて、屋島山上へ連れて行ってもらう。所要時間は20分くらい。運転手さんがいろいろ話しかけてくれていたけど元来のコミュ力のなさとちょっと方言で聞き取れないところもあり、生返事ばかりで申し訳なさが少し…。


屋島山上。
ちらほら車は止まっているけど流石にまだ空いている。駐車場付近のお土産屋さんは閉業してしまっている?よう。タクシーの運転手さんも「昔はもっと栄えてたんだけどねぇ」と言っていた。

案内板。ぐるっと回れる感じ。

高松メイン旅行だったら牟礼のあたりも行きたかったかも。次の機会があれば行きたい。


屋島寺。宝物館はまだ開いていない時間なので境内グルっと回ってお参りだけ。すでにお遍路さんがいたりした。お遍路シーズンで今回の旅ではあちこちでお遍路さんを見かけた。

瓦投げもしました。風が強くて難しかった。ここも屋島寺もそうだったけど、無人でお金を入れる箱があちこちに置かれている感じで、信頼…と思った。


ちょうど交流施設「やしまーる」付近で9時になったので、そのまま中へ。パノラマ展示「屋島での夜の夢」を眺めた。源平合戦がテーマだけどそのものを描いているわけではなく、"平安時代にないはずのもの"が描かれている没入感の高い立体×油絵の展示。私の興味は平家物語が入り口なせいでどうしても物語的に捉えてしまうけれど、実際にこの土地でたくさんの血が流れた戦争なんだよね、と、画面の奥のきのこ雲を観ながら思う。


山の上にあるレトロな感じの水族館。一日中屋島に入れたなら入っただろうけど、時間がないので入らず。でも近々リニューアルのために休館になってしまうらしい。もう二度とこの中には入れないんだな…。


そしていよいよ、談古嶺から屋島古戦場あたりを眺める。


直前に平家物語を復習していたので「あの場面がここか」と説明板のエピソードがすぐにわかって良かった。予習、大事。

一周回って再び屋島寺。宝物館が開館しているので中へ。

2階建てで、1階は陶磁器や仏像、2階には源平関連の展示があった。
伝:鑑真作、みたいな仏像をかなり間近で見れる。源平ゾーンには「源氏の勝臼」や「那須与一の子孫が寄進した白旗」などがある。ここでも『地続き』をひしひしと感じた。これを感じるために旅行しているのかも。

のんびり見ているとあっという間に時間が過ぎてしまい、11時台のシャトルバスの時間が迫っていた。慌ててお土産屋さんをさっと見る。お土産屋ゾーンが結構寂れてしまっていて悲しい…。「源平路」という最中を買った。今このブログを書きながら1個ずつ食べている。餡がみっちりでおいしい。

包装も源平(メインは扇の的)、最中の形はは義経の兜イメージだそうです。

カンカン石がちょっとだけ欲しかった。音が出るものが好きなので……。お値段と運搬で諦めました。


屋島駅行きのシャトルバスを四国村で降りる。目的地は「わら家」。

釜揚げうどんを食べました。量食べられるわけではないのでたらい入りは頼めなかったけど。

母曰く、徳島在住時に食べた香川の釜揚げうどんが美味しかったとのことで、実家でも時々それっぽくして食べていた。これが噂の本物かぁと思いつつ。おいしかったです。デカ徳利からつゆを注ぐのはハラハラしました。

うどんなので早々に食べ終わり、乗る予定の特急の時間まで少しあるので四国村にも寄る。

これは(四国村の)かずら橋。今回は祖谷には行けないので、これでかずら橋を見たことにする。

「住んでた頃にお前を抱っこして渡ったんだよ」と言われても、記憶などない。四国村内のこの橋も実際に渡れるが、あまりにも足元に自信がないので渡らなかった。

四国村にはほかにも多くの建物が展示されている。こういう実際の生活が感じられる展示が好きなのでじっくり見たかったが時間がないので…。今回、屋島山上でも屋島城跡あたりはちゃんと見れてないし、今後高松メイン旅行をやってリベンジしたいかも。

その後は歩いてJR屋島駅へ。徒歩15分くらいなので結構歩ける。屋島山上・屋島駅周辺には(私が調べた限り)コインロッカーがないので全部荷物を持って歩いていたけれど、四国村にはコインロッカーがあるので、四国村コインロッカーに荷物を預けて四国村バス停から山上へシャトルバスを利用するのもありなのかも。もちろん四国村も見応えがあるので。


JR屋島駅。特急うずしお徳島駅に向かうわけだが、無人駅からの特急乗車は初めてで緊張が走る。本当に乗れるのか!?とスマホで乗り方を調べまくる。

今回は「スマえき」アプリで乗車券と自由席特急券を事前に買っておいた。これは正解だったと思う。屋島駅には一応委託の有人きっぷ売り場があるのでどうにかなるかもしれないが…。特急車内での検札や徳島駅で改札を出るときも画面を見せるだけなので楽ちんだった。間違いなくきちんと買えてるという安心感もあるし。

特急で約1時間、屋島から徳島へ。途中で牟礼のあたりも通ったりするわけだけど、睡魔にやられてほぼ寝ていた。自分で運転しない乗り物、寝がち。


徳島駅

高松は大都会という感じで若干ビビっていたけど、徳島はなんだか安心感がある。デカいヤシの木のせいかも。でも沖縄とはだいぶ違う雰囲気の中ででっかいヤシの木が並んでいる様、どこか不思議だ。

まだ15時前でホテルにチェックインするには早いので、荷物を駅のロッカーに預けてそのまま徒歩で阿波踊り会館へ向かった。

ちなみに眉山のロープウェイは点検作業で閉鎖中。

阿波踊りの公演を見て、展示部分もぐるっと見た。女踊りはずっと下駄で爪先立ちをして、男踊りはずっと腰を落としていて、足腰がすごいな…と思っていた。なんというか"村で一番の踊り上手たちの晴れ舞台"というか、沖縄の青年会エイサーに通ずるものを覚えた。こういう雰囲気が好きだなぁと思う。地続き。

音が出るものがあると楽しくなっちゃう。バイオリン入りの阿波踊り、見たい。


ちょうどいい時間になっていたのでホテルにチェックイン。荷物を置いて少し休んだら、夕飯を食べに駅前のポッポ街へ。

この日の夕食は徳島っぽい食べ物を求めて「けんど茶屋」。ローカルな雰囲気。

徳島丼を食べました。そば米汁とすだちジュースがついてきた。おいしかったです。

母はまたうどんを食べていた。関西風だしにたっぷりのわかめにちくわが乗ってるのはほぼ実家のうどんスタイルであり、わが家のうどんのルーツは徳島在住時代に端を発している気配を感じた。


早めの夕食を終えたら、そのままホテルに戻る。屋島ですべての荷物を抱えて散々歩き回った疲れがどっと出てきた。翌日のレンタカーチャレンジにそこそこの不安を感じながら寝た。

三日目に続く。