つかのま。

読書と日々考えたこと

お盆と家のこと

今日は旧盆の中の日なので実家に帰った。

昔は、色々と手伝わされたり、全然顔と名前を覚えられない大勢の親戚と交流したりするのが嫌で、大学のときはあえてお盆を避けて帰省したりしていた。きょうだいのなかで私だけが「女の子だから」という理由でそういう仕事を強制されがちだったというのもある。

社会人になってからは内地企業なので旧盆が休みにならなかったり、コロナ禍があったりして自然と離れてしまっていた。

ただ、祖父母がいよいよ高齢になっていくうちに、このままではよくないという感覚が強くなってきていた。そんななかで今年は職場の夏休みが自由に取れるようになったこととたまたま旧盆が週末に重なったこともあって、自分から積極的に関わりに行った。それでもウンケーウークイは駄目で中の日だけだったけど。

コロナのことはまだ気を使うが、それを言い訳にして避けてしまうのも、絶対後悔すると思った。なのでマスクと手洗いをしたうえで久々に祖父母とも長めに話した。

祖父と話しているうちに家系図の話になり、祖父が20年前くらいに戦前戦後程度の家系の資料をまとめたものがあると知り、見せてもらった。

数代前までの父方先祖の名前や養子関係がわかるだけでなく、昔から色々ゴタゴタしていたと噂だけは知ってた屋号の変更や位牌のこと、門中墓のいざこざ(?)や骨壺配置のこと、年中行事の供え物をまとめたものもあり、かなり興味深かった。あくまでうちの家族に限定したものではあるし、祖父も割と他人を悪しざまに愚痴ったりすることがある人なのでどこまで客観的事実なのかも怪しかったりするけれど、きちんと整理保存すれば何らかの参考になるかもしれない資料だと思う。何より、これまであまり首を突っ込んで来なかったせいで何も知らない状態の私の助けにはなっている。

多分、私たちの代で家は途切れると思う。少なくとも祭祀は駄目かもと感じている。せめて私が出来る限りは受け継いでいけるようにしたいが、男兄弟がいる女となるとちょっと伝統的に見ると厳しい部分もある。その場合でもせめて、祖父がまとめた資料等も活かした形で、記録や来歴をまとめていけたら良いかなと思う。

最近、記録することや受け継ぐことについてぼんやり考えている。司書課程や準デジタルアーキビスト養成講座のおかげであり、その流れで図書館ボランティアでとある史料やデータベースに関わっているおかげでもある。